FEEDSTOCK

01排出 — 毎年、この量が捨てられる|令和5年度

Industrial waste material flow / 令和5年度

捨てられたものは、次の原料になる。

産業廃棄物の行き先を、公的データと現場の視点から読み解く循環経済メディア。

367百万t / 年産業廃棄物 排出量
再生利用200.8
減量化・最終処分166.5

出典:環境省 産業廃棄物排出・処理状況調査(令和5年度実績)。排出量は同調査の公表値、行き先の率は同調査 表Ⅲ・9 の構成比をそのまま読み出しており、feedstock 側で率を計算・積み上げしていない。最終処分量の公表値は 875万t。

02

変換 — どこへ、どれだけ戻るか

素材別に見ると、
戻る率は倍以上違う。

再生利用200.8 百万t54.7%
減量化・最終処分166.5 百万t45.3%
54.7%が原料へ戻る(再生利用率)素材市場を経て、次の製品の原料へ再生利用200.8367百万t / 年 排出量減量化・最終処分166.5製品はいずれ再び廃棄物へ(定量値なし)

素材別 — 原料へ戻った割合(統計に区分のある5素材)

Ctがれき類95.9%
Fe金属くず95.4%
Ps紙くず81.8%
Fd動植物性残さ64.0%
PE廃プラスチック類63.0%

バーの長さ=再生利用率。E-scrap・都市鉱山/バッテリー・EV/太陽光パネル/一般廃棄物は統計区分なし。

03

残された課題 — 行き止まりの最終処分量

875 万t / 年

最終処分量 — 原料に戻らず、埋め立てで終わる量

再生利用減量化ほか最終処分

この875万tをどこまで減らせるか。
処理業のこの10年の仕事である。

367百万tの大半は、再生利用と減量化まで進む。 それでも残りは原料に戻らず、処分場で行き止まりになる。

出典:環境省 産業廃棄物排出・処理状況調査(令和5年度実績)。排出量は同調査の公表値、行き先の率は同調査 表Ⅲ・9 の構成比をそのまま読み出しており、feedstock 側で率を計算・積み上げしていない。最終処分量の公表値は 875万t。

04

制度の時間 — 一巡の時計

残った875万tも、1トンずつ伝票で追われている。
その伝票の期限が、この時計。

180日で一巡
B2票・D票(特別管理産業廃棄物)60 日
B2票・D票(産業廃棄物)90 日
E票(最終処分・二次委託)180 日

円周180日。交付日から起算した、マニフェストの返送期限。

出典:廃棄物処理法施行規則 第8条の28(返送期限)・第8条の29(期限内に返送がないときの措置内容等報告書。30日以内・様式第4号)。いずれも e-Gov 法令検索の原文にあたった(法令照合済み・2026年8月時点)。

はじめての方へ

FEEDSTOCK

捨てられたものは、次の原料になる。

廃棄物処理法の実務からスクラップ相場、国際比較まで。公的データと現場目線で、中小処理業者の経営判断を支える循環経済メディア。

FEEDSTOCKとは